日記∶20231126 やめて〜

 実在人間との関係とかそういう話を書いてるので実在人間の話が苦手な方は読まないでください。

 

 日記なのだが、昨日のことを書く。それが俺の日記道だから……。

 昨日の朝。うう、生きていたって仕方がない……と薄い布団に挟まって幾星霜。プライベートの予定関係で連絡をしなくてはならないのに頭に綿が詰まったような感覚に支配され、スマホを手に文字を打ち込んでは消し……打ち込んでは消し……をしているだけでどんどん時間が経過していく。あ〜これなったことあるやつ……とにぶく働く頭の奥の方で思って、だからといって思考がまとまらないのには変わらない。どう、何、何て言えば、何から言えば、助けてくれ、と思考が散逸するばかりである。せめてなにか、なにか連絡しなくては、とぐるぐる焦る頭で、なにか、多少乱雑でも連絡を送っていいひと、を考えて交際相手に連絡をした。今回のプライベートの予定は交際相手も関わるものであったため、ここは一旦彼に連絡するのが最善だと思った。言葉も思考もまとまらなくても、彼なら多少わたしの意図を汲み取ってくれるのではないかという甘えを、わたしは持っていた。彼とのトーク画面を前にしてもなおわたしはろくに自分の状況を伝えられず、なにかを察した彼に音声通話をかけてもらって自分の状況を相談するという体たらく。そして通話をかけてもらっても、わたしはぼろぼろの喋り口で、会話をリードしてもらう始末。書いててキツくなってきた。交際相手に介護をさせるんじゃありません。でもあのまま妖怪・スマホの充電が切れるまで連絡しようとして文字を打ち込んでは消し……打ち込んでは消し……になるよりは、ひとに助けを求めて事態を進めた自分は成長、した、と言えるだろうか。どうなんだこれ。自分がどんどんモンスターになるような気がする。

 交際相手はメンタル面に関しては本当にフラットで、わたしがド病み散らかしている時に会話をすると「これが健全な思考回路かぁ」と思う。同時に断絶、自分が化け物なのだと自覚もするのだが、それはそれ。そして、フラットだけどちゃんとわたしの話を聞こうとしてくれるのが、改めてありがたいと思った。わたしが全然喋れなくって、問いかけに対して、ラジオなら無音放送事故10回分になりそうな沈黙をしていても待ってくれる。本当に申し訳ないと思っているし、自分のこういう所は本当になおさなくてはならないと思っているのだけれど、わたしがヘラり散らかして限りなく地蔵に近づいているときでも、わたしが話そうとしているなら待とうという姿勢を持っていてくれるのが本当にありがたかった。交際相手の好きな所は優しい所というとよく聞く安易な表現のようになるが、事実として私は彼のこういう所が好ましいと思っている、と改めて自覚した。わたしの話を聞こうとしてくれる人がいるということ。得難いことです。とはいえこんなんが頻繁にあったらやってられんのも重々承知なので、本当に、ちょっと……します、生活の改善を……。

 

 ↑の文章を読んだあなたが思い浮かべた単語を当てます……。

 

 ……。

 

 「理解のある彼くん」。

 

 いかがでしたか?

 

 まぁ「誰にも分かってほしくないから日記に書かない幸せ」も「誰にも分かってほしくないから日記に書かない最悪」もあるわけで、だからこそ彼のことはほとんどこの日記に書いてこなかった。

 勿論ここに書くことを全部わかってほしいと思っているわけじゃない。ただ自分の本名住所職場その他をつまびらかにしない程度には理性を働かせて書いたものを置いているわけで、その理性は個人情報以外の部分にもはたらいている、ということです。

 

 洗濯機を回したのに、干せなくて、雑菌が繁殖しまくっただろうからもう一度洗剤を入れて、回して、干せなくて、もう一度洗剤を入れて回して、ようやく干せた。

 部屋が片付かない、お腹が痛い、頭が痛い、お風呂に入れない、シンクが汚い、ご飯を食べたくない、食べるものがない。どうにか仕事だけはする。風呂に入れなかった日でもリモート出勤でどうにかなるのが現職で得ている最大の恩恵である。優先順位の最上位に仕事を置いていて、結果、他のことは本当に何もできない日常。もっと言えば仕事に関するスキルアップ的なことも停滞していて、日常のルーチンワークをこなすために仕事をして、わたしの一日はそれをどうにかこなすためだけに存在する。休日が多い現職でこれなら、他の仕事に就いたらもっと簡単にわたしは終わってしまうのだろう。わたしはどこへ行けばいいのか。どこに向かうのか。果たして。今日も頭が痛い。

 

 全部が嫌だな……と思いながら、初音ミクを購入した。どういう思考回路?

 端的に言えばブラックフライデーセールで安くなっていたので買った、だけ。

 まぁ、なんというか、いいですよね。大人なんだから。自分で稼いだ金をこういうことに使うために生きてきたんじゃないか、ということでね。そういうことでひとつ。